起業を考える理由はさまざまですが、多くの人は「儲けたい」という気持ちがあることでしょう。
しかし、起業=儲かるというわけではありません。また、会社員であっても業界によって給料に大きな差があるように、起業においても儲けやすい業界とそうでない業界が存在しています。
そのため、起業することで少しでも儲けたいというのであれば、儲けやすいビジネスモデルを見つけることも重要です。この記事では、ビジネスモデルの探し方について提案していきます。
儲かるビジネスモデルとは
儲かるビジネスモデルとは具体的にどういったものかというと、利益率が高いものを指します。利益率が低いと、いくら売上が良くても手元に残るお金は少なくなってしまいます。
また、コストをかけない、定期的に収入がある、少ない自己資金で始められるということも重要なポイントです。
例えば、不動産投資も儲かるビジネスモデルのひとつに挙げられます。ローンを組めば少ない自己資金でも始められますし、長期的な収入も期待できます。空室などリスクもありますが、現在の不動産市場は比較的安定していることもあり、ローリスクなビジネスです。このような利益率が高く、コストがかからないビジネスモデルを組んでみましょう。
儲かるビジネスモデルを組むためのポイント
ここからは儲かるビジネスモデルを組むためのポイントを具体的に解説します。
市場の動向をこまめに確認する
まずは、さまざまな市場の動向をこまめに確認してみましょう。テレビのニュースや新聞、インターネットなどあらゆる方面から情報を得ることで、この先需要が高まりそうな市場を見つけやすくなります。
また、市場の動向だけでなく、消費者の需要があるのかという点も併せて確認しておく必要があります。今日明日で動向が掴めるものではないため、常日頃から意識しておきましょう。
利益率が高い職種や業界を知る
利益率が高い職種や業界を知ることは儲かるビジネスモデルを組むうえで大切です。市場の動向を確認する際に、需要が高まりそうな市場の利益率はどれくらいあるのか、調べておきましょう。
例えば、近年ではスマートフォンなどの普及により、さまざまなものがデジタル化されています。しかし海外に比べると日本のデジタル化はまだ進んでおらず、これからが期待されている分野のひとつです。
このようなこの先が期待されている分野の中で、利益率が高い職種や業界のものを知ると、儲かるビジネスモデルが組みやすくなります。
なるべくライバルが少ない職種や業界を見つける
市場の動向を調べて利益率が高い職種や業界を見つけることができたとしても、もうすでにそれに関する事業を行っている企業が多ければ、新参企業が儲けることは難しいです。
「儲かるビジネスモデル」を探しているのであれば、なるべくライバルが少ない職種や業界を選ぶことも大切なポイントのひとつです。
また、専門性が高いほどライバルは少なくなるため、学生や会社員のころから専門性の高い知識を身につけておくと、会社員から独立するという選択肢もでてきます。
コストを抑えられるビジネスを見極める
儲かるビジネスモデルを組むために、「コスト」を意識することは非常に重要です。開発費や導入費といったイニシャルコストはもちろんのこと、家賃や水・光熱費、人件費などのランニングコストも事前にある程度、把握しておく必要があります。
ランニングコストがかかるビジネスであれば、利益率は下がり、売上が上がったとしても得られる利益が少なくなってしまうためです。
まとめ
「儲かるビジネス」と聞くと、とても魅力的で今すぐにでも始めたいと思うことでしょう。
しかし、儲かるためのビジネスモデルは、今日明日で見つけることができるわけではありません。市場の動向を確認し研究し続け、業種や業界のことを勉強することで見つけられるものです。そのため「すぐに儲かるビジネスがあるよ」「誰でも簡単に儲けられるよ」というような甘い言葉には注意しましょう。
なかなか成果が出ずに途中で諦めてしまう方もいますが、根気よく続けることも大切です。その努力の結果、成果が出たときに燃え尽き症候群になってしまう方もいますが、儲けるためには成果が出たあとも努力し続けなければなりません。
新しいビジネスモデルで儲けたいと考えている方は、高い意識を保ち、努力し続けましょう。