SEOは、起業をしたらすぐに行うべき対策のひとつです。この記事では、SEOの概要について、また早く対策すべき理由や取り組み方についても解説します。これから起業を考えている方は必見です。
SEOとは
SEOはSearch Engine Optimizationの略で、日本語では検索エンジン最適化を意味します。
GoogleやYahoo!といった検索エンジンで、特定のキーワードで検索されたときに表示される順番の上位化を目指す取り組みです。
せっかくホームページを立ち上げたのであれば、多くの人にホームページにアクセスしてもらいたいと思うことでしょう。検索エンジンの上位に表示されるようになれば、ホームページへのアクセスもされやすくなり、知名度を高め売上アップにも繋がります。
少しでも早くSEO対策はすべき
起業したてのころは事務手続きを始め、やらなければならない作業がたくさんあります。
そのため、ホームページを開設していてもSEO対策はついつい後回しにしてしまいがちです。
しかし、SEO対策はすぐにでも行うべきであるといえます。その理由は、SEOによる効果を得るには時間がかかるためです。
対策をしてから効果が得られるまでの期間は取り組み方などにもよりますが、高い知識のある人が行ったとしても半年以上はかかるとされています。
ホームページを作成したからには、ホームページから自社の知名度を高めたいと思うことでしょう。そうであれば、1日でも早く対策しておくべきであるといえます。起業前から始めていても早すぎることはありません。
SEOの取り組み方
起業におけるSEOの具体的な取り組み方は、主に以下のとおりです。
- キーワードを選定する
- 競合サイトを調査する
- キーワードを含むページを作成する
以下では、それぞれ詳しく解説します。
キーワードを選定する
キーワードの選定は、対策するうえで非常に重要なポイントです。よく検索されているキーワードをビッグワード、いくつかの単語を組み合わせたあまり検索されていないキーワードをスモールワードといいます。
例えばキッチン家電のオンライン販売をしたいと考えている場合、「キッチン家電」がビッグキーワードとなり、「キッチン家電 おしゃれ 鍋」などがスモールワードとなります。
ビッグキーワードで上位に表示されるようになると知名度はグンと上がりますが、その分競合が非常に多く難易度が高くなります。スモールワードは競合が少なく難易度は低い分、ニッチなキーワード選定をすると検索されること自体少なく、アクセス数アップには繋がりにくいです。
ニッチなキーワード選定にならないよう、ビッグワードを入れて複数の単語を組み合わせたキーワードの選定がおすすめです。
競合サイトを調査する
キーワードの選定と同時進行で進めるべきものが、競合サイトの調査です。サイトURLを入力すれば、流入キーワードや検索順位などを調べることができるツールが無料でもあります。競合となるサイトの流入キーワードや検索順位を知ることができれば、キーワードの選定がしやすくなります。また、競合の強みや弱みも知ることができるでしょう。
上記で解説したとおり、SEO対策をするうえでキーワードの選定は非常に重要です。慎重に選ぶ必要があるため、競合サイトもしっかりと調査しておきましょう。
キーワードを含むページを作成する
競合サイトを調査し、キーワードが決定したらページを作成しましょう。例えばキーワードが「キッチン家電 おしゃれ 鍋」であれば、「今話題のキッチン家電!おしゃれな鍋10選!」というようにタイトルにキーワードを入れるのはもちろん、ユーザーに有益なコンテンツにします。
また、ディスクリプションをひと目でわかりやすい文章にする、見出しを設定し見やすくするなどの工夫も必要です。すぐに効果は得られなくても、定期的に掲載していきましょう。
まとめ
起業したてのころはさまざまな作業に追われ、SEO対策をつい後回しにしてしまいがちです。
しかし、ホームページによる知名度アップを図るのであれば、対策は絶対にすべきであるといえます。また、効果が得られるまでに時間がかかるうえに、キーワード選定は慎重に行う必要があるため、起業を考えたころから少しずつ取り組むことをおすすめします。