オンラインサイトで収益化を目指すために、SNSの運用は必要不可欠です。中でも人気SNSサービスのひとつであるInstagramは、写真投稿型のSNSで10代・20代の中心とした若者に人気があります。この記事では、Instagramを活用したマーケティングのメリット・デメリットを中心に解説します。
Instagramとは?
Instagramは、写真や動画の投稿をメインとしたSNSで、世界の月間利用者数は14億7,800万人(2022年1月時点)、日本国内の月間利用者数は3,300万人(2019年6月時点)を超えています。日本ではX(旧Twitter)や、LINE、TikTok、Facebookと並び5大SNSとも呼ばれ、利用者数の多さを誇ります。
2017年には「インスタ映え」という言葉が流行語大賞に選ばれました。これにより若者だけでなく50代以上の方々にも認知されるようになり、今では50代以上のユーザーも少なくはありません。
よって、ターゲットが若者以外であってもInstagramを利用したマーケティングをしてみる価値は十分あるといえます。
Instagramを利用したマーケティングのメリット
Instagramを利用したマーケティングのメリットには、以下のものがあります。
誰でも気軽に投稿ができる
Instagramは写真や動画を撮影してから投稿するまでの過程が非常にシンプルで、SNS慣れしていない方でも気軽に始めやすいです。
活用してオンラインサイトで収益化を目指すためには、ハッシュタグを取り入れて、目に留まる写真や動画編集をするなど勉強しなければならないこともいくつかあります。
しかし、初心者でも操作しやすいという点はSNS運用を続けていく上で重要です。
商品やサービスの説明がしやすい
写真や動画を使うことで、商品やサービスの説明もしやすいです。
Instagramの投稿では、最大10枚の写真や動画を投稿することができます。文章だけでは伝えづらい商品やサービスの説明も、写真や動画を複数枚投稿することで伝えやすいです。
またフォロワー限定に投稿され24時間後には自動的に削除されるストーリーズや、フォロワー以外にも表示される15〜90秒の短尺動画機能のリールなど、さまざまな機能があります。
ショッピング機能が搭載されている
Instagramショッピングは、企業が投稿した商品写真や動画から企業のオンラインサイトにアクセスし購入ができるという機能です。オンラインサイトの商品ページまでの導線がスムーズになるため、購買に繋がりやすいです。
また、利用コストがかからないため、無料で売上拡大を狙えます。オンラインサイトを開設しても、その存在が認知されていなければ売上には繋がりません。Instagramという利用者数の多いSNSを活用することで、企業の認知度を向上させられます。
Instagramを利用したマーケティングのデメリット
Instagramを利用したマーケティングのデメリットには、以下のものがあります。
炎上により企業イメージが悪くなることもある
Instagramは利用者数が多い分、写真や動画の投稿に対してもさまざまな意見が出てきます。企業アカウントで不適切な写真や動画が投稿されると、企業イメージが悪くなってしまいます。
過去の炎上ケースを知る、投稿の際には複数人でチェックするなど、炎上リスクに備えて対策しましょう。
画像や動画が悪用される可能性がある
Instagram自体には、画像や動画を保存できる機能はありませんが、スクリーンショットやアプリなどを利用して、画像や動画が保存され悪用されてしまう可能性があります。
また、最近では偽者が企業の公式を名乗るアカウントを作成し、迷惑行為が行われることもあり、注意が必要です。
まとめ
今回は、Instagramを活用したマーケティングのメリット、デメリットについて解説しました。
利用者数が多いSNSは宣伝に効果的ですが、その分注意しなければならない点もいくつかあります。SNSを使った集客を成功させるためにもメリット、デメリットについて深く理解しておきましょう。